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暮らしと健康

犬猫との暮らし~基礎知識~

はじめに

もうすぐ新年度。ワンちゃんネコちゃんとの暮らしを検討している人もいるのではないでしょうか?
今回は初めて犬猫を迎える方に向け、犬猫と暮らすための基礎知識についてご紹介します!

犬猫を迎える準備

  • 迎える前の心構え

犬猫を迎えるにあたり、動物愛護の「5つの自由」の考えを知っておきましょう。

5つの自由とは

「飢え・渇きからの自由」
「不快からの自由」
「苦痛からの自由」
「恐怖・抑圧からの自由」
「自由な行動をとる自由」

また、世話をする経済的・時間的余裕があるか、一緒に暮らす家族全員の同意があるかどうかも大切です。

  • どの子を迎える?

 迎える動物種や品種は、世話をする人のライフスタイルや生活環境を考えて選びましょう。犬と猫では、散歩の有無やしつけなど、必要なお世話が異なります。雌雄では、マーキングの有無や体格に差があります。
さらに品種によって暑さに弱い品種や定期的なトリミングが不可欠な品種、長時間の散歩が必要な品種もいます。

  • 犬猫を迎えたら

 最初の1週間ほどは、新しい環境になれるまで、ストレスを増やさないようできるだけそっとしておくようにします。フードも今まで食べていたものを与えるのが無難です。
動物病院に連れて行ったら、腸内寄生虫の検査や健康診断をしてもらい、予防接種のスケジュール・日常の注意点などを確認しておきましょう。

 環境に慣れてきたらしつけを始めていきます。まずは名前を覚えるところから始め、徐々にトイレやブラッシングも教えていきます。
特に生まれたばかりの子猫の場合、子猫自身で生きていくことは難しいです。保護したらタオルで包むなど保温に気を配り、動物病院で健康診断をしてもらいましょう。

  • 迎える準備

<迎える前にしておくとよいこと>

・動物病院を見つける

・住環境を整える

毒性のある観葉植物や電源コードなどの犬猫がかじると危険なもの、引っかかれたりして困るものは片付けましょう。猫に爪とぎをしてほしくない場所には防護シートを張ると傷を予防できます。

また、犬猫は寒暖差の変化に弱いので、一般的に予想とされている室温である夏27℃、冬23℃くらいを保つようにしましょう。
湿度は70%以下が望ましいです。犬猫の対応んについてはコチラの記事をご覧ください。→犬猫の体温と寒さ対策

行動と習性

  • 犬の習性

 犬は一度に出産する頭数が多いため、きょうだい犬と一緒に成長する過程で社会的行動や上下関係を学んでいきます。成長期における人間やほかの犬とのかかわりは、犬の精神的・行動的な成長に重要であるため、母犬やきょうだい犬との早すぎる別離は避けましょう。

また、犬は群れを形成し、組織で狩りをする動物なので、上下関係が不可欠です。必ず人間が上となった上下関係を作り維持することが、犬の問題行動を避けるために必要となります。それだけでなく、犬の全身を触ることや爪切りができるようになるため、体調管理にも繋がります。

  • 犬の成長過程

犬の成長過程は、次のように分けることができます。

  • 猫の習性

 猫は単独で狩りを行うため、マイペースな行動をとります。上下関係はないので、犬のような関係が築けるわけではないことに注意しましょう。な子は尿や糞を使ったマーキングや、爪とぎ・顔をこすりつけることによるマーキングを行います。これはライバルの猫を寄せ付けないようにする目的と、猫自身が安心感を得る目的があります。

これらの習性から、猫が家の中で隠れられるスペースを用意して単独行動ができるようにしたり、無理に触らないようにしつけたりするなど、つかず離れずの関係を構築すると良いでしょう。

  • 猫の成長過程

猫の成長過程は、次のように分けられます。

さいごに

 犬猫を迎える際は、習性やライフスタイルを知り、犬猫の基礎知識を身につけてからお迎えすると慌てずにお世話することができます。ワンちゃんネコちゃんとの暮らしにはもちろん大変なこともありますが、家族の一員として、最期まで大切にしてくださいね。


参考図書

山根義久、イヌ・ネコ 家庭動物の医学大百科 改訂版、パイ インターナショナル/図書印刷株式会社、2012年11月10日

東海林克彦、犬と猫との暮らしの教科書、公益社団法人日本愛玩動物協会、2019年9月1日

東海林克彦、愛玩動物飼養管理士<2級 第2巻> 2021(令和3)年度<第41期>、公益社団法人日本愛玩動物協会、2021年4月1日

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